【ネタバレあり映画レビュー】
映画のあまりの人気によりフィルム刷り（データダビング？）が間に合わず、沖縄での公開は来年度かと思っていたのに、先月末から沖縄でも公開された「カメラを止めるな！」。
東京で沖縄県民の誰よりも早くこの映画を観た私は、そのアドバンテージを利用して今年度いっぱいは友人たちに自慢しまくろうと思ってたのに公開しやがって。
そして先日、二度目の鑑賞をしてきました。同じ映画を映画館でまた観るなどもののけ姫以来や。
2017年「カメラを止めるな！」
ゾンビ映画撮影のために廃墟に集まった撮影クルーたち。
やがて本物のゾンビに襲われる恐怖と爆笑を描く。
私が過去に書いた「カメラを止めるな！」のネタバレ無しレビューはこちら↓
二度観ることで分かる楽しさと悲しさ
二回目の鑑賞で感じたことは、鑑賞前に「きっとこういう感想になる」と予想した通りでした。
最初の37分間ワンカット映像、一回目観たときは訳分からんしショボすぎてイライラピークだったけど、
二回目鑑賞時は最初の時点で既に笑いそうだった（他の観客の手前笑えなかったけど）。
東京で観たとき隣のおじさんが最初から既に笑ってたのはこういうことだったのかしら。
そしてラスト30分、最初に鑑賞時は怒涛のギャグとスピード感で笑いっぱなしだったけど、
二回目は若干冷静に、カメラの動きや俳優の演技がよく観られたのが良かった。
良かったではあるけど、予想通り一回目鑑賞時よりは笑えない。
まったく笑えない訳ではなかったけど、大笑いはできなくなっていた。ギャグって連続で観られないのがさみしい。
私は何度も観たい映画だけブルーレイで購入してますが（Ｔ２とか黒澤映画とかバック・トゥ・ザ・フューチャーとか）、この映画はブルーレイ買わないでしょう。
それでも最高に楽しい映画であるには変わりなく（二度鑑賞でも最高だった）、きっとまたいつか観たくなると思う。きっとレンタルで。
俳優たちの出世
監督の娘役の真魚が大手芸能事務所のワタナベエンターテインメントへ所属するとニュースで出ていました。
ネプチューンや中川翔子など、そうそうたるメンバーが所属する超大手事務所です。
たった一本の映画に出たことで芸能界をのし上がるすげードリーム。
劇中のイッちゃってるサッパリ元気娘役は相当なインパクトだったから出世も納得！ 是非いろんな映画・ドラマで演技が観てみたい。
アイドルちゃん役の秋山ゆずきはゴールデンタイムドラマの「科捜研の女」に出演したとのこと。でも、もっと出世する気がするんだけどな～。
過去には結構えぐいグラビアをやっていたからDVDとかはお宝になってるかもしれん。
す、すげえ……！！
このグラビア時代効果があったからか、劇中ではカメラが執拗に秋山さんのお尻アップを狙うシーンが数回あった。
監督よ……その性癖グッジョブ。Oh Yeah
今後の展開
上田慎一郎監督は先日報道ステーションに出演した際に、既に新作制作が予定されていると言っていました。
おそらく「カメラを止めるな！」の続編ではないと思いますが（この監督のことだから予想を裏切り続編作りそうだけど）、
新しい才能が爆発するような、カメラを止めるなのような楽しくて映画好きには堪らん映画を作ってほしい。
新作が出たらマッハで必ず観に行く！ 来年以降も生きるのが楽しみだ！！
