【ネタバレ無しドラマレビュー】
映画配信サービスはamazonプライム、hulu、NETFLIXがメジャーどころでしょうか。
私はhuluに入っていましたが、NETFLIXオリジナルドラマ観たさにNETFLIXへお試し加入、そのまま乗り換えました。
各社一長一短あるなかで私がNETFLIXに入り続けているのはオリジナル作品を観るためと言っても過言ではなく。
NETFLIXでは自社出資のオリジナル映画、ドラマが多い。
2017年に過去最高の業績を上げた際、業績向上についてネトフリの偉い人が「たぶん13の理由(ネトフリオリジナルドラマ)をみんなが観てくれたから」と言っていた。
オリジナル映画でもJJエイブラムスとかマックG、エクスマキナの監督など、有名監督のオリジナル映画が前情報無しで急に配信されたりする。
そして何より、質が高い!
脚本、演出はもとより、お金もめっちゃかかってるから見応えあり。
昨日(というか明けて今日)はNETFLIXオリジナルドラマ「宇宙を駆けるよだか(そらをかけるよだか)」を観ました。
NETFLIXのドラマは全話一気に配信されるから、続き気になって終了できず朝から仕事というのに夜中まで観てしまった。
「よだか」とは?
このポスターを見て、主役は男子二人だと思いましたか?
いいえ、後ろの女子二人が主役です。なんという忖度感。
「宇宙を駆けるよだか」
原作は川端 志季著の少女漫画。
女子高生の主人公は、クラスメイトの自殺を目撃した直後に失神。
目覚めると自殺したはずのクラスメイトと自分の心が入れ替わっていた。
醜い容姿だったクラスメイトは、可愛い容姿になれたことで元に戻ることを拒否。
主人公は容姿によりいじめられるなか、元に戻る方法を探すこととなる。
ちなみにタイトルの意味はドラマが終わっても説明されません。
「宇宙を駆ける、よだか」なのか「宇宙を駆けるよ、だか」なのかも分からんむ(マンガの表紙見たら分かった)。
ネットで調べてみると、宮沢賢治の「よだかの星」という小説からとられているとのこと。
よだかとは容姿の醜い鳥のことらしい。
性格vs顔
永遠のテーマである。
人を好きになる理由には性格、顔の他にも、
財力、知識、持ち物、清潔感、出会いのタイミング、エトセトラあると思います。
性格vs顔に焦点をあてると、人は性格で見た目が変わると私は思ってます。
性格というか、その人の性格からにじみ出る表情、声のトーン、話す内容、雰囲気で人の顔はフラットの状態から良くも悪くもなると思っている(ソース無し)。
「宇宙を駆けるよだか」でも、性格美人で顔美人の主人公と、性格&顔ブスのクラスメイトが入れ替わることで性格が逆転、
ブスだったクラスメイトが朗らかな性格ゆえにだんだん可愛く人気者になっていくシーンがある。
陰鬱な人と一緒にいると陰鬱になるし、朗らかな人と一緒にいると朗らかな気分になってくる。
そして人はなるべく朗らかでいたいから、明るい人の周りには人が集まる傾向があるんだと思う。一概には言えんけど。
サスペンス版おれがあいつであいつがおれで
入れ替わりで有名な映画といえば1982年の大林宣彦監督「転校生」ですが、私の世代だと転校生のリメイクドラマ「放課後」です。
めっちゃかわいい観月ありさと25年後ハゲたばかりにツイッターが炎上するイケメンのいしだ壱成が主演です。
男女が入れ替わって元に戻る方法も分からないのになぜかほのぼのしてた覚えがあるドラマ。
「宇宙を駆けるよだか」では、入れ替わった方法が分からないだけではなく、
そもそも入れ替わりのルールがあるのか、元に戻れるのか、謎を探っていくドラマもあります。
また、入れ替わり先のクラスメイトがめっちゃ悪い奴なうえ、
入れ替わりを利用して悪だくみしている奴が他にもいるっぽい展開など、学園ドラマとサスペンスが同時進行します。
「うちあたい」するドラマ
沖縄では「これって自分のことかも……気まずっ」と思うことを「うちあたい」すると言います。
このドラマを観て、パートナーを顔で選んでてごめんなさいとうちあたいしたのがワシやごめん。
最後に、このドラマを観た人100兆人が思うであろうこと、
火賀くんマジ神
現場からは以上です。