【映画の内容についてネタバレ無し】
私が住んでいる沖縄ではまったく上映する気配のない「カメラを止めるな!」。
ヒットが落ち着くまで沖縄にやってくることはないでしょう。
昔「家政婦のミタ」がヒットして視聴率40%超え! と話題になったはいいけど沖縄では日テレを放送する局が無く、
ドラマが最終回を迎えブームも落ち着いた頃に全話毎日一挙放送したあの頃を思い出した。
私が書いた「カメラを止めるな!」のレビューはこちらから↓
カメラを止めるな!がクチコミヒットした理由(ネタバレ無し)
「カメラを止めるな!」は、久々にテレビ資本でない映画が大ヒットして、
しかも内容もめっちゃ面白くて、映画人気が下火といわれている中なので映画好きとしてはすげー嬉しい。
その大ヒット映画にパクリ疑惑が出ています。
パクリの経緯
パクリ問題の経緯は下記リンクから↓
ライブドアニュース 『カメラを止めるな!』はパクリだ!原作者が怒りの告発
↓の記事では制作の株式会社ENBUゼミナールからのコメント、
パクリ告発する前の原告(?)の和田亮一さんの映画についてのコメントが読めます。
ねとらぼ 映画「カメラを止めるな!」パクリ疑惑に公式が反論 「『パクった』といった事実は一切ございません」
要約すると、
舞台「GHOST IN THE BOX!」演出の和田亮一さんが、
自身の舞台の内容が「カメラを止めるな!」に類似しすぎている、パクリだ! と怒っているらしい。
実際、「カメラを止めるな!」の上田慎一郎監督も、
「カメラを止めるな!」は和田亮一さんの舞台から着想を得たとコメントしている。
和田亮一さんが批判、炎上覚悟で書いたという記事が↓から読めます。
お金が欲しい訳じゃない、劇団の尊厳を守りたい! とのこと。
権利は主張すべき
本当にパクリなら、権利を主張するのはもっともです。
今後、著作権侵害が認定されて和田さんが上映禁止を求めないなら、
エンドロールに「原作」という冠を付けて、絶対にお金も貰うべき。
(現在はエンドロールに原案と入っている。)
でも、この流れで本当に良かったんでしょうか。
週刊誌にリークし(おそらく和田さん本人が)、ネットでつらつらと批判する。
炎上狙いで主張を拡大させて世論を巻き込みたいと思ってるはず、そしてそれは成功していると思う。
この流れがめっちゃ気持ち悪い。
もう少し円満に、地道に話し合っていけば、誰も嫌な思いをせず解決できたかもしれない。
あの映画の元ネタということで話題になれば、
本人が命がけで活動していたという劇団復活の機会があったかもしれない。
今その舞台が再演されたとしても、私は観たくない、ドロドロに巻き込まれたくない。
(でも再演されたら絶対ヒットすると思う)
本当に劇団の名誉のために言っているのかと勘ぐってしまう。
お金が欲しいと言ってくれた方がよっぽど清々しい。
初動が炎上
何事も初動が大事だと思う。
始まりを間違うと大変なことになるというのは、日大や日本ボクシング連盟を見て強く思った。
個人的には炎上狙いが嫌いなので、今回の初動が炎上の流れは気持ち悪い。
今後どういうことになっていくんだろう。DVDは発売されるのか?
どこに落ち着くのか経緯を見守りたいと思います。