【ネタバレ無し映画レビュー】

ディズニー・ピクサーの19作目の映画「リメンバー・ミー」のレビューをします。

2017年「リメンバー・ミー」
メキシコで年に一度催される「死者の日」には、
各家庭で祭壇に亡くなった家族の写真を飾り、親戚家族で集まる日。
ギタリストに憧れる少年ミゲルは、かつて音楽の夢を追い家族を捨てたご先祖様の影響で音楽禁止の一家で育った。
「死者の日」に手製のギター(ペグがネジ!)でギターの練習をしているのを祖母に見つかり、ギターを破壊されてしまう。
家を飛び出したミゲルは、ギターコンテストに出場するため、伝説のギタリスト・エルネストのギターを盗み出す。
盗みの罪で幽霊になってしまったミゲルは、先祖の許しをもらい蘇るため、死者の国へ行くこととなる。

沖縄でお盆と言えば旧盆です。
旧盆の始まりを「ウンケー」、終わりを「ウークイ」と言います。
特に「ウンケー」の盛り上がり(?)はすさまじく、
ウンケーの夜に車を出そうものならどこにもたどり着けないぐらいの渋滞に巻き込まれます。
親戚一同、車で仏壇のある家に向かうゆえ……。

あとはお盆の日に海に行くなと言われます。
海に行くと幽霊にあの世へ引き込まれるからと。
私は盆の一週間前に海に泳ぎに行って祖母に怒られたことがあります。
一週間前だから大丈夫じゃねと思った記憶がある。
しかも怒られたの25歳の時という。立派な大人でごめんなさい。

そして沖縄では今日が「ウークイ」です。
まさかメキシコにも沖縄のお盆と同じような慣習があるとは思わなんだ。

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ピクサーにハズレ無し

いつでも安定のディズニー・ピクサーです。
ディズニー・ピクサーにつまらない映画ってあるですか?

ディズニーは90年代後半から00年代前半までつまらない映画ばかり量産してました。
ノートルダムの鐘2って誰が観たがるの?
おそらく当時のディズニーの収入の大部分は提携してるピクサー頼りだったでしょう。
しかし、ピクサーとの提携契約が切れる直前にディズニー懇願、ピクサーがディズニーの子会社となる。
子会社といっても、実質ピクサーがディズニーを仕切ってると思います。
ピクサーが子会社になった2006年頃以降、ディズニー映画につまらない映画がない。
かくしてディズニーは、最低でも面白さ普通以上の映画を量産する優良映画生産マシーンになったのであった。

一筋縄ではいかないストーリー

ピクサーは脚本の推敲・修正の会議を十数人で何回も行うそうです。
1~2人の脚本家が見つけられなかったアラを客観的な目線で直していくから、
欠点らしい欠点の無い面白ストーリーが出来上がるんだと思います(出来すぎでいつも同じ展開と批判もあるけど)。

そしてこの映画は、最近のディズニー・ピクサーによくある「悪役が居ないもしくは悪役が誰か分からないストーリー」です。
昔のディズニーは勧善懲悪だったけど、「リメンバー・ミー」はどんでん返しのストーリー。
ミゲルの死者の国での冒険とどんでん返しのストーリー、感動の泣けるストーリーが楽しめる映画です。

そしてギター弾きにはたまらない演出の数々。

主人公のミゲルが弾くギターが、右手も左手も音楽にあわせて映像がリンクします。
ミゲルのギターの上手さを映像でも感じ取れるアニメ映画。左手がぬるぬる動きます。

ギター弾きにはたまらん映画です。


また、ギターにあわせてオレンジの葉っぱが舞うシーンや死者の国の街並みなど、美しいCG映像も見どころ。

「リメンバー・ミー」という変化する歌

そして「リメンバー・ミー」という歌。
映画冒頭からラストまで何度も流れる歌だけど、
最初のシーンと最後のシーンで歌詞の印象がまったく変わる歌です。

作詞作曲はクリステン・アンダーソン=ロペスとロバート・ロペスという夫婦。
アナと雪の女王の曲を作った夫婦です。すげー才能。
監督から「テンポや曲調で印象が変わって、歌詞も異なる解釈ができる歌を作ってほしい」とオーダーがあったそうです。
要望通り、弾き語りからオーケストラまでフル対応して、歌詞もいろんなとらえ方ができる歌です。

日本版エンディングのシシド・カフカと東京スカパラダイスオーケストラバージョンも楽しい歌。

二番目に泣けた映画

ちなみに私が今まで観てきた映画のなかで一番泣いた映画は「トイ・ストーリー3」で二番目が「リメンバー・ミー」です。
どっちも同じ監督という。
ワクワクする展開と泣ける展開、同時に味わえる楽しい映画。
また来年もディズニー・ピクサー映画が楽しみです。

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